挑戦し続ける人となるために
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最終更新日:2018/07/17
あけのみつたかの表現哲学・キュレーション, 近況報告、その他
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ここ最近私はスランプに陥っている自分自身を赤裸々に描写した記事をいくつか投稿しておりました。
事実スランプ状態にありましたし、「何をするべきか」と自問自答しながら、ヒントのない迷宮をさまよっているような気分でした。
あれから少しずつ熟成し、考えを煮詰めて新しい境地を開くことができたように感じます。それはそれは素晴らしく、晴れ晴れとした気分でした。
また「感動できない体質になってはいけない」という話もしていますが、実はあれからずっと考え続けていたテーマではあります。
なぜなら「感動」とは人生の喜びであり、若さを保つ秘訣であり、永遠に青春の中を歩むことのできる方策だと思っているからです。
創意工夫し続ける限り「失敗」は存在しない
以前どこかで読んだ本にこんなことが書かれていました。
「創造性を人に貸すことはできない」
これはどういうことかというと、新しい何かを作り出すこと、生み出す際には必ず「自分の中」から創造されていくということです。
この本で言いたかったことは要するに「人のせいにしたり環境や市場のせいにしているうちには創造性は発揮できない、創造性は人から借りることはできないのだ」ということをいっているわけです。
厳しい意見ですが、事実その通りで、特に自分が情熱をこめてやっていることに関してはすべてが「自分の責任だ」と思える人は成長の伸びしろが広いといえます。
逆に何か失敗をしたり、上手くいかない時に人のせいにしたり社会や市場のせいにしたり、会社のせいにしたりするような人は成長の可能性が非常に狭まっていきます。
そして気を付けなければいけないのは、この「自分以外のせい」の中には、「自分には才能がない」などということも当てはまるのです。
人は何に関しても「情熱をこめているもの、挑戦したい、自分が挑戦するに値する」と思えることに関しては、失敗も必ずするものです。
失敗していない場合、それはえてして小さな小さなことに集中している状態であって、挑戦しているとはいえないことが多いのです。
そして挑戦していく際に失敗したり躓いたりするのはよくあることですが、その時に周りのせいにしてしまったなら、その時点で貴方は「失敗」していると言えるのです。
挫折の経験から創造性を発揮する考え方
自分のやりたいこと、実現したい夢があるならそれに対しては謙虚に見つめ、自分の実力を知っておく必要があります。
そして実力以上のものに挑戦すれば必ず躓きます。
その時に経験をばねにさらに挑戦できるか、自分を高めることができるかということは非常に大事です。
私自身、作家活動を続けていて躓くことは数多くありました。
それは独学であったり、人に聞けない性格だったり、貧乏だったり経験不足だったり、理由はその都度思い付きはしましたが、私はそのすべてを「自己責任」で捉えることができるのです。
だから、あらゆる問題や壁を乗り越える方法は自分の中にあると信じてきましたし、実際に新しいアイデアを創造したり、考え方を改めて乗り越えてきたことは数多くあります。
当たり前のことにように感じますが、この考え方を身に付けることは非常に大事であると思います。
実際、こういった考え方の習慣を一旦身に付けた人は、どのような環境であっても、どのような時代であっても本人のイメージ通りの姿まで上り詰めていくことになると思います。
皆さんも普段の生活の中で周りや環境のせいにしていることがないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
あらゆることの中から独自の考え方やノウハウ、習慣を身に付けることで新しい道が開けたり、問題を克服することができるようになるのではないかと思います。
挑戦を続けるために必要な「挫折」とは
そして、そういう姿勢を人は必ず見ています。一人黙々と登り続ける姿を、いつかどこかで、誰かが「なぜあの人はあんなに頑張れるのだろう」と疑問に思われることもあるのでないかと思います。
またある人はその姿を見て「ああいう人を手伝いたい」と思って下さるものです。必ずそうなのです。
最初は自分一人で登っているつもりであった坂道も、一休みして下を見れば、大勢の人が押し上げてくれ、また上からも手を差し伸べていることに気が付くことでしょう。
情熱とはそういった作用があるのです。感化力を持っているのです。
人生で絶好調の時というのは、えてして、そのあとに下り坂になることが多いものです。
しかし、不調の時にこそ、自分にとっての学びが、才能の伸びしろがあることに気付くのです。
そう言い切れる人は挑戦し、情熱を持ち続けるために必要なことだということを知っているからこそ、そう言い切れるのです。
そして、大きな理想を心に描き続けてください。それがあなたにとっての「人生」そのものになるでしょう。
以上、私自身の経験から今現在までの「継続する力」についてお話ししました。なんらかの参考になれば幸いです。
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