キャンバスの張替え
公開日:
:
最終更新日:2015/03/22
近況報告、その他
Supported by
皆様こんにちは、画家のあけのみつたかです。
最近油絵を大量に描くようになってから、キャンバスの購入が追いつかないという問題に直面しました。
このように大量にキャンバスを消費する状況の人は、キャンバスを張り替えて使う、また、発表の場においてのみ、
木枠を付けたままにすることをおすすめします。
こんな風に木枠に仮止めされたキャンバスに作品を描いていくのも楽しいと思います。
そうすることいよって、安価に大量の作品、習作、練習を行うことができます。
ではでは、私が普段キャンバスの張替えの時に重宝しているツールをこちらで紹介しておきます。
・ヒッパラー
これはキャンバスの布を弛まないように止める時に必須の道具です。
・キャンバス生地
当たり前ですが、キャンバス生地です。
私はよく知らないのですが、サイズごとに切り売りされている場合と、
自分でカットする用の大きいサイズとがあるようです。
また、これは私からのオススメですが、布の素材は麻100%をおすすめします。
麻地ではない物もありますが(綿生地など)、キャンバスは裏地からも乾燥していくものなので、
厚塗りで重ねていった時に、乾く速度が麻地のほうが圧倒的に速いです。
またマニアックなものとしては、下地が塗られていないただの麻布も時々売っているようです。
・木枠
これはサイズごとに揃えることをおすすめします。
うまくできなかった場合、失敗作の場合は布を剥がすだけで済むので、普通にキャンバスを購入する場合と比べたら
8分の1~9分の1ぐらいの値段で新しいキャンバスを用意できます。
・タックス
これはヒッパラーで引っ張った状態のキャンバス生地を止める釘ですね。
ただ、私の場合、手が4本も無いので、両手で引っ張った状態でタックスを止める自信はないですから、
こちらのタッカーというでかいホッチキスを使います。
一人で作業をする場合は、このタッカーを使うことをおすすめします。
以上の4点のツールを用意したなら、次にキャンバスを張り替えてきましょう。
私の場合、綿生地のキャンバスに作品を描いていたのですが、あまりにも乾くのが遅いので、
剥がして練習用の木枠にすることにしました。
最初はマイナスドライバーでウンウン言ってタックスを剥がしていたのですが、最後は指でどんどん剥がしていけました。
なんとか全部取り出せました。下にちょびっと写ってるのはダイソーのタックス針です。
こんな感じで失敗作や、次々練習用に作品を描きたいと思う場合、布地だけ張り替えることで、画材のコストを軽減することできます。
ということで今日はキャンバスの張替えから、おすすめの道具をご紹介しました。ではでは~♪
Supported by
- PREV
- 夢を夢で終わらせない方法
- NEXT
- 雪が降りましたね