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ふと思ったのですが・・・

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今日、テレビで放映されていた画家さんのインタビューで、

「なんだかわからないものを描いてる」

というようなことを言っているところがあったのですが、
私としてはそんなことは当たり前だと思います。

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最初はよくわからないモヤモヤしたものが、
次第次第にこっちに近づいて来て、
ピントが合ったかのようにある日突然自分が描きたものがはっきりする。

私はその過程に非常に何とも言えない熱いものを感じるのです。

それは結局のところ何を描いているのか、そう言われれば、
一言で申し上げると、人の心、あるいは想いと呼ばれるものなんだろうと思います。

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自身の心を見つめることが出来るのは自分しかいません。
そして同時に他人に絶対見えないものというのは自分自身の心だと思います。

その心の燐片を、言葉で、動作で、表情で感じ取ることはできますが、
その燐片を感じ取れても、その香りを感じ取ることはできません。

作品を制作する際も同じで、燐片を感じ取れてもその香りを感じ取ることはできないのです。

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心を描くということ、心をそのまま描こうにもそのままじゃ形がないから描きようがない。これをどうするか。

私達は多くの人に作品を見て頂く機会はあっても、その中の、ただ一人さえも、
その作品の真意に気が付かない場合もあるのです。

しかし、その香りを理解てくれる人が必ずいると信じて、
強く、筆を走らせなければならない時があると思います。

どうやら現在私が販売委託先として契約している所は、
抽象的な表現をあまり理解できない方が多いように感じました。

いや、もっと言ってしまえば日本全国、もっと言えば世界中の人々のほとんどが、
私が挑戦しいるところの表現というものを理解しえていないように感じました。

嘆かわしいことです。

世界中で、いや、日本という国を中心に起こっている流れというものを理解しなければいけないと私は思います。

そういうことでこれからは発表していく作品が、皆様にも『分かりやすい』内容が増えるだろうと思います。

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