新作を公開しました
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最終更新日:2016/11/19
あけのみつたかの表現哲学・キュレーション, 近況報告、その他
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新作を5作公開しました
サイトに新作をアップしました。
この3作は油彩で描かれたもので、来年開催予定の個展に出展予定の作品も含まれます。
更にこの2点は、新技法の「Rabbit Graph」で描かれた作品で、販売用に制作された作品でもあります。
2015年を振り返って
油彩画作品は自由に色を操り、無限に近い数の色彩と、その奥にある永遠の影を描くことに注力してまいりました。
さらに新技法についてはより自由な発想を取り入れた作品にしていきたいと考えております。
私としてはこれからが新しい旅の一里塚となるのではないかと感じています。
それは単なる自己満足ではありません。愛であります。
見えざるものを描き、聞こえざるを聞き、感じざる世界を描くことは単なる妄想や幻想ではないのです。
それは永遠への挑戦でもあります。
永遠への挑戦は、その結果を持って判断されるところが多いように感じます。
しかし、過ぎ去った時の中で誰そその価値に気がついた人がいたでしょうか。
私の作品は、私の作品であって、私の作品ではありません。
それが今現在受け入れられなくとも、あの北極星のように、不変なるものを描き切っていかなければならないのです。
それが芸術家の使命でありますし、芸術家の存在意義でもあります。
それが私の今年一年間の感想です。
更に情熱的に描くために
やっとのことで油彩画も本格的な技法に則った制作ができるようになりました。
これは単なる自己満足とかではなく、私の作品が保存環境の良い所で保管されれば100年500年1000年先に至るまで保存できるようになったということであります。
私が絵画の制作を始めたのが2012年の3月の終わりごろでした。それから独学で絵画の制作を開始し、右も左も分からないような状態からここまで来ました。足掛け4年、非常に長く感じたのは事実であります。
去年の暮れ、私は「よりアーティスティックな作品を作る」ということを抱負に掲げておりました。
私の言っている「アーティスティックな」と言うのは、単なる技法のことではありませんが、その内部においても成熟し、技法においてもかなりの完成度まで仕上げることができたと感じています。
また新しい技法として去年から研究と販売の二本立てで行われた活動もある程度の実績を積んできたのではないかと思います。
この技法は一応名前として「Rabbit Graph」、「Rabbit Graph Water」ということになっていますが、画家として満足できるクオリティ(品質)と、販売に耐えるエフィシェンシー(効率性)を兼ね備えたものになったのではないかと思います。
この技法での販売と同時に、より長期にわたって保存可能な油彩技法の両輪があってこそ、これからのあけのみつたかの制作活動があると信じています。
少なくともこのノウハウは殆どの画家には体得できないでしょうし、他方ではデジタルに明るい方であってもこのような完成度まで持ってくるのは至難の業ではないかと感じます。
今のところ新規に公開した5作品がその新技法と本格的な油彩技法が使われた作品でありますが、来年の2016年はこうした作品をより多く作っていきたいなと考えています。
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