今まで使っていたEarPodsがハイパーコピー品だった!?Apple製品のコピーを見破る方法
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先日Apple純正のイヤホン、通称「EarPods」を購入し、前まで使っていたEarPodsを廃棄することになりました。
というのも、前回使用していたイヤホンがついに、右耳が聴こえないという同しようもない事態になってしまい、やむなく買い替えたのです。
しかし、ふとした瞬間、私の中にある「違和感」が生じました。
これ・・・偽物じゃね?
そう、その違和感の正体とは、いままで嬉々として使っていたEarPodsが精巧に作られた偽物の可能性が高いという違和感だったのです。
今回購入したのは販売元Amazon.co.jpなので安心
今回購入したEarPodsは「Amazon.co.jp」、つまり御大将直々の出品だったので安心しているのですが、前回は違った気がするのです・・・
購入したのは1年以上も前なので、細かな点は覚えていませんが、安い所で購入した記憶がうっすらあります・・・
これは偽物っぽい、そう思ったポイントをいくつかご紹介します。
あなたのイヤホンは本当にApple製?コピー品を見分けるポイントとは
さて、偽物と本物を見分けるポイントについてですが、まず最初にチェックして欲しい点は「外装パッケージ」です。
私はApple製品のパッケージが美しく、こだわりを持ってデザインをしているのを良く知っているので(「アップルのデザイン-ジョブズは“究極”をどう生み出したのか-」参照)、パッケージもしっかり保存することにしています。
しかし今回、新しく買ったEarPodsと明らかに違う、コピー品の匂いを濃厚に感じたのが「パッケージ」の部分だったのです。
まず最初に違うと思ったのは箱のプリントです。
この2つの写真を見比べれば分かるように、今回購入した左側のパッケージ写真に比べ、右側の前回購入したEarPodsの写真が若干小さいのです。
また写真に写っていますが、パッケージを開封する際、今回購入したものは「ペリペリ」とはがしていくプルタブのようなものがついていたのですが、前回のものにそういったものはなく、シールのみで口を閉じた非常にシンプルな構造だったのです。
そして、決定的な写真がこれです。
よーく見てもらえればお分かりになるかもしれませんが、はこの右上にでかでかと印刷された「MS827FE/A」という文字の下、製品名が印刷されている部分をよく見てください。
何かが違っていると思いませんか??
非常にわかりづらいので答えを言います。
上の箱が今回購入したもの、したは前回のものですが、「MS827FE/A」という文字の下の製品名、前回のものに「Apple」という文字が見当たりません。
このイヤホンの正式名称は「Apple EarPods with Remote and Mic」です。しかし前回購入したものには「EarPods with Remote and Mic」としか書かれていないのです。
AmazonにはApple製品のコピー品が跋扈(ばっこ)している!?
実はAmazonにはAppleの純正ではないのに、パッケージも何もかもそっくりな「スーパコピー品」が大量に出回っているのです。
そうして、そうしたものを見分ける方法は、今回のように実際に購入して確かめる以外方法はありません。
皆さんもただ安い、という理由でAmazon以外からの出品のApple製品を購入しないように気をつけてください。
ちなみに前回のEarPodsもどきとEarPodsを聴き比べると、以前のものは「あれ、耳になにか詰まってるのかな」と思うぐらい音質が劣化し、純正品は非常にクリアな音質でした。
こんなにも違うとは正直驚きですが、皆さんも安さだけでスーパーコピー品を購入しないように注意しましょう。
2014年9月30日追記:Twitterからの情報で単なる仕様変更では?という意見を頂きました。製造する工場によっては、意外にも外装パッケージなどのデザインにばらつきがあり、統一されていない場合もあるようです。
その場合は単純に製品同士を聞き比べれば、ある程度判別できるかもしれません。
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